院長が経験した内視鏡治療症例です。早期胃がんや食道がん、大腸のポリープ・がんなどの経験だけでなく、出血した胃潰瘍への対応や誤飲トラブルなど幅広い経験をしております。主な症例の紹介をいたします。
1・早期胃がん(1)
色素を塗布して病変を目立たせています
2・早期胃がん(2)
3・早期胃がん(3)
4・早期胃がん(4)
5・早期胃がん(5)
6・早期胃がん(6)
境界が不明瞭な胃がんなので、NBI拡大観察で境界を見定めて治療を行いました。
このように境界が肉眼では不明瞭な症例にはNBI拡大鏡を用いる事でより正確に病態の把握を行います。
7・早期胃がん(7)
胃前庭部に30mm大の早期胃がんを認めます。
色素(インジゴカルミン+酢酸)散布することで、病変の境界がはっきりします。
早期胃がん(粘膜がん)を疑って内視鏡的に切除(ESD:内視鏡的粘膜下層剥離術)を行い治癒しました。
7・全周性の早期食道がん
食道全周にわたる切除を行いました。
8・早期食道がん
9.早期大腸ガン
9・大腸ポリープ
9・30mmを超える大きな大腸ポリープ
10・胃潰瘍内の血管からの出血
11・食道静脈瘤からの出血
12・食道と胃の境目にあるがん
13・胃の壁に刺さったアニサキス(寄生虫)を取り除きます。
14・胃の中の大量の血液塊(胃潰瘍からの出血)
15・15mm強の大腸ポリープ
このように色素を散布し、NBI拡大鏡を使った治療でより正確な診療を行います。
最後に出血防止のためのクリップをつけて止血処置を行います。
16・誤飲してしまった入れ歯の回収
誤飲してしまった入れ歯にネットを被せて回収します。
直腸カルチノイド腫瘍
直腸:5mm大のカルチノイド腫瘍(神経内分泌腫瘍(neuroendocrine tumor))。
CTでリンパ節や肝臓への転移がないことを確認して内視鏡切除を行います。
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD: endoscopic submucosal dissection)で病変を切除。